アニマルセラピーがもたらす3つの効果

2017.02.01
アニマルセラピーがもたらす3つの効果

アニマルセラピーとは?

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アニマルセラピーとは、動物との交流によって、心理的・生理的・社会的効果をもたらす療法のことです。

動物介在活動(AAA)とは日本で一般的に言われているアニマルセラピーのことです。動物介在活動を行うときには、必ず医療上の専門知識を持っていないとならないわけではないですが、利用者が高齢者や障害者である場合が多いので、軽率な行動は避けるようにし、対人マナーやボランティアとしての心得は必要不可欠となります。動物療法は、欧米では1960年代から医師や理学療法士、獣医師の指導の門徒に動物とのふれあいを身体障害者のリハビリ訓練や、精神障害などの治療に取り入れる研究がされています。

セラピストが障害者に意図的に関わっていくことによって、いやし効果を与えながら、身体的もしくは精神的な治療を行います。

 

アニマルセラピーはどんな人たちが対象なの?

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アニマルセラピーの対象者は多岐にわたります。例えば、一人っ子・不登校などの子供、独居の高齢者、がん・エイズなどの終末期患者、認知症・躁鬱患者、先天的慢性疾患患者、身体機能障害者、囚人・医療刑務所など犯罪傾向にある人などです。

アニマルセラピーで活躍する動物も多岐にわたり、犬、猫、馬やイルカなど様々です。

そこで、今回はアニマルセラピーがもたらす3つの効果についてご紹介します。

①社会性の改善

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動物による「話題提供」、会話を促進する「社会的潤滑効果」を得られます。

たとえば高齢者が犬と連れて歩いていると、いないときよりも会話が増える。

職員以外の訪問者との交流の機会がない長期療養患者や施設入所者の方が、動物の訪問をきっかけに会話や交流ができることを目的にしています。

②精神的作用

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動物は人々に対して自尊心、責任感、必要とされている気持ち、自立心や安堵感、笑いや楽しみをもたらし、ストレスや孤独感を癒やすというストレスの緩衝作用があります。

例えば、精神打撃によるストレスが加わった場合、ペットを飼っている人の方が飼っていない人よりも通院回数が増加しにくかったというデータがあります。

③生理的・身体的機能的作用

人が動物に対しての働き加瀬をしようとする意欲から、日常の運動や動作が多くなり、動物に対する話しかけにより発語が増えます。

例えば、ペットを飼っている人のほうが飼っていない人より収縮期血圧及び、血清中性脂肪値が低く、心筋梗塞後の1年後生存率も高いというデータがあります。

 

しかし、アニマルセラピーにも注意点があります。

動物による感染が心配されるとき、各種アレルギーが心配されるとき、動物が嫌いな人に対してなどのときは適応しません。

(ハザマ薬局通信2007年2月号より抜粋)